JR西日本は21日、京阪神地区で大みそか深夜から元日早朝にかけて実施する終夜運転などの概要を発表した。この年末年始も年越しイベントの開催や初詣に合わせ、深夜0~5時頃にかけて大阪環状線・JRゆめ咲線(桜島線)、JR京都線・JR神戸線(東海道・山陽本線)などの路線で終夜臨時列車を設定する。
大阪環状線は内回り・外回りともに終夜運転を実施し、天王寺~京橋~大阪~西九条間は15分間隔で運転。JRゆめ咲線(桜島線)も西九条~桜島間で15分間隔で終夜運転を行い、一部列車は大阪環状線と直通運転を行う。大阪環状線西九条~新今宮~天王寺間は30分間隔での運転となる。
大和路線はJR難波~奈良間にて30分間隔、阪和線は天王寺~鳳間にて30~40分間隔でそれぞれ終夜運転を実施する。阪和線ではその他、通常ダイヤで終電となっている天王寺駅0時35分発・鳳駅1時3分着の各駅停車に関して、大みそか深夜に日根野駅まで延長運転(日根野駅1時33分着)を行う。
琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線(東海道・山陽本線)も草津~姫路間で終夜運転を実施。京都~大阪~西明石間は30分間隔、草津~京都間は60分間隔、西明石~姫路間は90分間隔での運転となる。奈良線も京都~城陽間30分間隔、城陽~奈良間60分間隔で終夜運転を行う。学研都市線(片町線)・JR東西線・JR宝塚線(福知山線)の終夜運転は京田辺~宝塚間で実施され、四条畷~宝塚間30分間隔、京田辺~四条畷間60分間隔で運転される。
万葉まほろば線(桜井線)・和歌山線も、23時頃から5時頃にかけて奈良~桜井間30~60分間隔、桜井~王寺間60~90分間隔で終夜運転を行う。なお、各路線の運転間隔は「イベントの開催等により変更となる場合があります」(JR西日本)とのこと。