三笠書房はこのほど、『100歳まで元気な人は何を食べているか?(著・辨野義己)』(1,188円・税込)を、キンドル電子書籍として配信開始した。
同書は、腸内細菌と健康の因果関係を40年以上にわたり研究してきた農学博士の辨野義己(べんの・よしみ)氏が「元気で長生きする人の食習慣」を解説したもの。
同氏は長寿の研究のため、百寿者比率が多い鹿児島県奄美大島、「寝たきりにならない村」と呼ばれる群馬県南牧村をはじめ、島根県知夫里島、大分県姫島、山梨県棡原といった全国の健康長寿地域を訪れた。そこで長寿な人が多い「長寿県」と、そうではない「短命県」を比較したところ、食べ物や摂取方法などが異なり、腸内環境も違ったものであったという。
同書では、研究の結果明らかになった長寿になるための「腸内環境を整える食習慣」について解説。野菜の摂取が腸内に与える影響や肌の若返りや免疫力アップのための「発酵食品の食べ方」、腸内環境を整える昆布・わかめ・ひじきなどの健康効果についても紹介している。
また、100歳まで元気な人は「血管」が若いという。そこで血管年齢が若くなる食物繊維の食べ方や野菜の摂(と)り方を解説。そのほか、健康な脳のための「長寿油」、おすすめの主食「玄米・雑穀」などの情報も掲載している。