エアバスは現地時間の11月17日、マレーシア航空に向けたA350-900の製造を開始したことを発表。マレーシア航空はA350-900を6機導入する。

現在、翼などの部品をマレーシア内で製造している

A350-900の製造に関しては、マレーシアのマラッカとスバンに拠点があるCTRMとスピリット・エアロシステムズにて、翼やエンジンナセルなどの部品を製造。

ロールス・ロイス トレント XWBをエンジンに搭載したA350-900は、エアクラフト・リース・コーポレーション(ALC)のリースを通じたもので、2017年第4四半期から2018年第2四半期までの間に引き渡しを予定。同機は3クラス構成となっている。なお、A350XWBは現在までに、世界43の顧客からの810の確定注文を得ている。