スターフライヤーは11月15日、Apple社が提供するApple Payを設定・登録済みのiPhone7/7PlusおよびApple Watch Series 2において、スキップサービスを利用できない事象が発生していることを発表。17日現在も同様の事象が起きているという。

具体的には、2次元バーコードを表示して空港の保安検査場や搭乗口などに設置されたバーコードリーダーにかざした際、iOSの仕様により、表示されていたバーコード画面が自動的にApple Payに切り替わってしまうため、スキップサービスを利用できない状態になっているという。

同社によると、今回の不具合はiOSの仕様によるもののため、空港端末の改修などは予定していないという。現在、対象のサービスの利用者に対しては、事前に搭乗便のeチケット控えを印刷して使用するか、空港の自動チェックイン機またはチェックインカウンターにて搭乗手続きを行い、発行された搭乗券にて保安検査場を通過しての搭乗を呼びかけている。