明治安田生命保険相互会社は11月16日、「いい夫婦の日」(11月22日)にちなみ、夫婦をテーマとしたアンケート調査の結果を発表した。調査は10月6日~12日、全国の20歳~79歳既婚男女1,619人を対象にインターネットで行われた。
夫婦のおこづかい(月に自由に使えるお金)の金額について聞くと、全体の月平均額は「2万9,503円」と昨年より3,017円増加し、6年ぶりに増加した。夫・妻別では、夫は昨年から3,263円増加の「3万4,950円」、妻は2,742円増加の「2万4,056円」だった。
平日のランチ代、妻は夫の1.5倍
また、夫婦の平日のランチ代を聞いてみたところ、夫は「500円台」(32.3%)が最多で、平均金額が「703円」に対し、妻は「1,000円~1,500円未満」(41.2%)が最多で、平均金額も「1,082円」と、夫の約1.5倍の金額となっている。
へそくりの平均額は?
夫婦のへそくり(配偶者に内緒にしているお金)について聞いたところ、今年のへそくり金額は20代~50代平均で「89万8,495円」と、前年から約20万円増加し、2006年の調査開始以来の最高額を記録した。また、20代~70代の平均は「116万6,002円」と、2013年の調査開始以来の最高額となった。
年代別にみると、20代が「66万6,019円」と前年から約12万円増加。20代のへそくり金額は、2012年から増加傾向にあり、若者の貯蓄志向の高まりがうかがえる。
使用目的としては、「いざというときのため」(69.7%)がトップ。次いで、夫は「趣味のため」(51.2%)、妻は「将来のため」(37.3%)が多数という結果だった。
プレゼントの平均金額は1万2,802円
夫婦の記念日やイベントの際など、年に何回プレゼントを贈るか、1回あたりのプレゼント予算はいくらかを聞いた。プレゼント回数は「0回」(40.9%)が最多で、続いて「1回」(27.7%)となり、平均回数は1.2回となった。
また、プレゼントの平均金額は1回あたり「1万2,802円」と、昨年から約1,000円増加。2年ぶりの増加となり、2009年以降の最高額となった。