東芝ライフスタイルは11月15日、国産第1号の電気アイロンから100年を記念したコードレスアイロンを発表した。新製品は、「美(ミ)ラクルLa・Coo(ラクー)」シリーズとしてTA-FLW900/800/700、「コンパクト 美(ミ)ラクルLa・Coo(ラクー)」シリーズとしてTA-FVX630とFV430の計5モデルだ。カラーバリエーションを含めて全10モデルを用意する。
12月16日から発売し、価格はオープン。市場想定価格(税別)は、TA-FLW900が21,000円前後、TA-FLW800が17,000円前後、TA-FLW700が14,000円前後、TA-FVX630が9,000円前後、TA-FV430が6,000円前後だ。
新製品の"かけ面"は、前方と後方を細くした独自の形状「美(ミ)ラクルベース」を採用。ハンドル形状は、東芝の従来機種に比べて重心近くが握りやすい形状に変更した。本体の高さも低くして、ハンドルの位置をかけ面に近づけるとともに、かけ面自体も広くして動かしやすくしたという。
かけ面の素材には、ステンレスの3倍という硬度を持った「ボロンコートベース」を採用(TA-FLW900)。ボロンは、滑りやすく、蓄熱性が高い上に、耐摩耗性に優れており、傷が付きにくいという特長を持つ。蓄熱性が高いかけ面は、最長約260秒のスチーム持続時間が可能となっている(TA-FLW900のみ)。
このほか、ライン状の溝「スチームライン」をかけ面に設けた。「スチームライン」上に配置されたスチーム孔からスチームが出て、「スチームライン」に沿って蒸気が広範囲に広がり、衣類に浸透する。スチーム量は、TA-FLW900/800/700が最大毎分約13ml、TA-FVX630/FV430は、毎分約5mlとなっている。
セーターなどの仕上げに便利な「倍増ショット」、ジャケットなどを吊したままシワを取る「吊るしてショット」、シワの深さによりスチームショットの範囲を切り替えられる機能「集中/全面ショット」(TA-FLW900、FLW800のみ)といったショット機能も備える。
本体サイズは、TA-FLW900/800/FLW700が約L230×D115×H124mm、TA-FVX630/FV430が約L219×D103×H123mm。本体重量は、TA-FLW900が約1.2kg、TA-FLW800/FLW700が約1.1kg、TA-FVX630/FV430が約0.9kgだ。