イオンは11月15日、特定原材料7品目(卵・乳・小麦・落花生・そば・えび・かに)を使用しない、ホワイトソースやカレールー、ミックス粉、パスタなど合計12種類を、トップバリュから発売する。
同商品は、家族の中に食物アレルギーを持つ消費者からの、アレルギーに配慮した商品に対するさまざまな意見もとに企画開発したもの。特定原材料7品目(卵・乳・小麦・落花生・そば・えび・かに)の混入を防ぐために、隔離された専用の区域で専用器具を使って製造している。
一般的にアレルギー配慮商品は子ども向けの個食タイプが多いが、「食事は家族全員同じものを食べたい」という声に応え、パスタやソースなど、ファミリータイプの容量を展開する。
カレールーやホワイトソースなどのソース4種類には特定原材料7品目を使わずに米をピューレ化した"米ピューレ"を使用してコクを出した。「野菜と米ピューレでつくったトマトクリームソース」(498円)は、玉ねぎ・にんじん・トマトのピューレと米ピューレで作った濃厚なトマトクリームソース。
「野菜と米ピューレでつくったホワイトソース」(498円)は、玉ねぎ・じゃがいものピューレと米ピューレで、ホワイトソースのコクとまろやかさを出した。野菜の甘みがするやさしいホワイトソースであるという。
「おこめでつくったミックス粉」(248円)は、米粉・発芽玄米を主原料でつくったミックス粉。米粉だけだと重くなりがちな食感を、発芽玄米粉とばれいしょでん粉を加えることで軽い食感に仕上げている。
他の料理にもアレンジしやすいのも特長で、「トマトクリームソース」はパスタのほか、シチューやビスク風スープなどにも使える。「ホワイトソース」は、グラタン・シチュー・スープにも利用可能。「ミックス粉」は、お好み焼きやたこ焼きのほか、から揚げやフリッターなどの揚げ物にも使用できるとのこと。
同商品は全国のイオン、イオンスーパーセンター、ダイエー、マックスバリュ、マルナカ、ピーコックなど1,100店舗で販売する。
※価格はすべて税別