鉄道博物館(埼玉県さいたま市)は11月10日から、ヒストリーゾーン1階にあるクモハ101形式電車の運転室公開と機器操作体験を期間限定で実施している。
101系は1957(昭和32)年、当時の新性能電車として登場。中央線をはじめ、山手線や大阪環状線など、都市圏の通勤通学の足として活躍した。鉄道博物館にあるクモハ101-902は、101系電車の試作編成として製造されたうちの1両となる。
運転室公開と機器操作体験は2017年1月16日まで、平日14~15時と土休日の12時30分から13時30分まで実施(休館日除く)。各日先着約20組限定で、3分間の入替え制となっている。時間内は、運転室内のマスコンハンドルとブレーキハンドルを実際に操作し、モーターやブレーキなどが動くしくみを見学できる。