ブラット・ピットにかけられていた児童虐待容疑が晴れたようだ。
ブラッドは今年9月、プライベート機の中でアルコールの影響下、息子マドックス(15)に対して暴行を加えた疑いをもたれていたが、数週間に渡るマドックスからの聞き取り調査と証拠を照らし合わせた結果、DCFS(児童家庭支援組織「デパートメント・オブ・チルドレン・アンド・ファミリー・サービス」)はこの件に関する調査を9日に終了することを決めたという。
警察関係者らはTMZに対し、プライベート機の中で起きたとされる口論において、ブラッドがマドックスに対して身体的および精神的な危害を加えたという事実はなかったと判断されたとコメントしている。調査も終了し、疑惑が晴れたブラッドは、破局した妻アンジェリーナ・ジョリーとの親権争いにも明るい希望が見えてきたと言えるだろう。
その一方で、アンジェリーナは家族を守るためにブラッドに対して行動を起こす必要があったとしているといい、結果が出た今、ようやく子供たちは両親の離婚から回復していくことができるようになると考えているようだ。アンジェリーナの代理人はTMZに対し「最初からアンジェリーナは、家族の健康のために行動を起こす必要があったと言っています。8週間の調査の結果に安心しており、DCFSが満足いく保護措置を取ったことで子供たちはこれから回復していくことができるでしょう」とコメントしている。
さらに同代理人は、アンジェリーナが子供たちの第一親権を保持し、ブラッドは監視下で子供たちと面会をしていくという条件に2人が合意したことも発表した。しかしこれは、DCFSの調査が行われていた際に合意した条件であるため、ブラッドは現在も共同親権を望んでいるようだ。だが、関係者らによるとアンジェリーナはブラッドが親権を持つことに不安を抱えているようで、離婚裁判ではブラッドが子供たちの対して行った虐待の証拠を提出すると言われている。
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