日本エイサーは11日、11.6型のコンバーチブルChromebookなど、Chrome OSを搭載したPC新モデルを発表した。
法人・文教市場向けの製品で、同日販売開始する。ラインナップは、2in1 PC「Chromebook 11」シリーズが2製品、オールインワンPC「Chromebase 24」が1製品、デスクトップPC「Chromebox」が1製品の計4製品。価格はオープン。
Chromebook 11
Chromebook 11は、360度回転する11.6型10点タッチ対応液晶を搭載した、コンバーチブルタイプのノートPC。
ラインナップは、ブラック色の「C738T-A14N」、ホワイト色の「CB5-132T-A14N」の2種類。Google Playに対応し、同社のChromebookで初めてAndroidアプリの起動が可能となっている。バッテリは3セル搭載し、仕様上は10時間の駆動が可能。なお、カラー以外の仕様は共通となる。
主な仕様は、CPUがIntel Celeron N3060(1.6GHz)、メモリが4GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics 400(CPU内蔵)、光学ドライブが非搭載、ディスプレイが15.6型ワイド(1,366×768ドット、非光沢IPS)、OSがChrome OSなど。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェースはUSB 3.0×1、USB 2.0×1、HDMI×1、SDカードスロットなど。本体サイズはW294×D204×H19.2mm、重量は約1.25kg。法人・文教向けモデルのため購入内容により価格は異なるが、想定売価は税別42,000円前後。
Chromebase 24
Chromebase 24は、10点タッチ対応の23.8型フルHD液晶を搭載したオールインワン型デスクトップPC。ラインナップは「CA24I-N14K」の1種類で、HDMIの出力端子を装備し、外部ディスプレイをつないで画面の拡張が行えることが特徴だ。
主な仕様は、CPUがIntel Celeron 3215U(1.7GHz)、メモリが4GB、ストレージが16GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブが非搭載、ディスプレイが23.8型ワイド(1,920×1,080ドット、IPS)、OSがChrome OSなど。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0 LE、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T準拠の有線LAN。インタフェースはUSB 3.0×3、USB 2.0×1、HDMI×1、SDカードスロットなど。
本体サイズはW582.8×D180×H401.2mm、重量は約7.4kg。USB接続の日本語キーボードおよび光学マウスが付属する。想定売価は税別82,000円前後。
Chromebox
小型デスクトップPC「Chromebox」のラインナップは「CXI2-A14K/KM」の1種類。モニタへの背面設置や、アーム取付け、壁掛け可能なVESAマウント取付キットが付属。出力はDisplayPort、HDMIの2系統を装備する。
主な仕様は、CPUがIntel Celeron 3215U(1.7GHz)、メモリが4GB、ストレージが16GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブが非搭載、OSがChrome OSなど。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0 LE、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T準拠の有線LAN。インタフェースはUSB 3.0×4、HDMI×1、DisplayPort×1、SDカードスロットなど。
本体サイズはW130.17×D33.4×H165.7mm、重量は約540g。USB接続の日本語キーボードおよび光学マウスが付属する。想定売価は税別33,000円前後。