アールエスコンポーネンツは10日、ワンボードPC「Raspberry Pi」シリーズの国内生産モデル「日本製 Raspberry Pi 3 Model B」を発表した。150個単位で販売し、1箱あたりの直販価格は622,500円。

日本製 Raspberry Pi 3 Model B

従来モデルは海外製造ラインで国内分も製造していたが、新たに日本国内の製造業社が製造管理を行うことになった。これにより、国内での各種管理要求に柔軟に対応できるようになり、ユーザー製品への組み込み販売も容易に行えるようになった。

「Raspberry Pi 3 Model B」の主な仕様は、CPUにはARM Cortex-A53(1.20GHz)を搭載し、チップセットはBroadcom BCM2837を採用。メモリはLPDDR2 1GBを搭載する。通信機能は10BASE-T/100BASE-TX有線LAN×1、IEEE802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.1。

インタフェース類はHDMI×1、USB 2.0×4、コンポジットビデオ×1、3.5mmオーディオ、カメラ(CSI-2)、microSD カードスロットなどを備える。本体サイズはW85×D56×H17mm。