本田技研工業の英国現地法人、ホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは、イタリア・ミラノで開催されている「EICMA2016(ミラノショー)」に「CB1100TR CONCEPT」と「AFRICA TWIN ENDURO SPORTS CONCEPT」のコンセプトモデル2台を出展した。
「CB1100TR CONCEPT」は、「CB1100」をベースに米国のフラットトラックレースの感動と興奮をイメージしたコンセプトモデル。開発テーマは「King of Urban Flat Track Circuits」。通常のフラットトラックレーサーのオフロードスタイルとは対極的なイメージを演出し、ピュアなレーシングスピリットとヨーロッパで人気のあるストリートテイストを融合させた。
「AFRICA TWIN ENDURO SPORTS CONCEPT」は、アドベンチャーモデル「CRF1000L Africa Twin」をベースに、ライダーに新たな可能性を提案するためにデザインしたコンセプトモデル。開発テーマを「Queen of the Off-Road」とし、他の多気筒マシンとは一線を画したコンセプトとした。エンデューロ・スポーツモデルとして、さらにオフロード性能を進化させ、随所にモトクロス・エンデューロマシン「CRFシリーズ」の軽量パーツを装着。スタイリングは、軽快でスポーティーなイメージを演出している。
これら2台のコンセプトモデルは、ローマに拠点を置くHonda R&D Europe S.R.Lにて製作されたとのこと。