フロンティアファクトリーは11月10日、米360flyの360度アクションカメラ「360fly」シリーズ2機種を発表した。発売は12月9日。価格は、4Kモデルの「360fly 4K」が59,400円前後、HDモデルの「360fly HD」が37,800円前後(いずれも税込)。

実際の360fly 4K

360flyシリーズは、水平360度×垂直240度の広い視野角を持つアクションカメラ。カーネギーメロン大学のロボット研究所で誕生、ロボット開発用テクノロジーを応用して開発した。ボディは直径約6cmの球体形状となっている。

Wi-FiやBluetooth 4.0に対応し、専用のiOS・Androidアプリ「360fly」と連携。スマートフォンをライブビューファインダーにした撮影やリモート操作、撮影した映像に音声トラックを追加するなど編集作業が行える。また、撮影・編集した動画をYouTubeやFacebookなどSNSに共有できる。VR変換もサポートし、VRヘッドセットで視聴するのに適した映像を作成可能。Windows PCやMac用には「360fly Director」アプリを用意する。

360fly 4K。クリックして拡大

360fly 4Kは、2,880×2,880ドット / 50Mbps / 最大30fpsの映像を撮影可能。容量64GBのメモリを内蔵する。バッテリー駆動時間は最大2時間だ。10mの防水、IP6Xの防塵、耐衝撃、-20℃までの耐低温に対応。サイズはW61×H59.5mm、重量は172gとなっている。他社製のアクションカメラ用アクセサリーにマウントできるアクションカメラアダプタやパワークレードル、USBケーブルなどが付属する。

360fly HD。クリックして拡大

360fly HDは、1,504×1,504ドット / 20Mbps / 最大29.97fpsの映像を撮影できるエントリーモデルだ。内蔵メモリの容量は16GB。360fly 4Kと同じく、IP6Xの防塵、耐衝撃、-20℃までの耐低温に対応するが、防水は1mまでとなっている。サイズはW61×H59.5mm、重量は138g。パワークレードルやUSBケーブルなどを同梱する。