俳優のエディ・レッドメインが、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から登場している新悪役カイロ・レン役のオーディションを受けていたことを明かした。
公開が間近に迫っている『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で主役のニュート・スキャマンダーを演じているエディだが、『スター・ウォーズ』の悪役を演じたかったようだ。
カイロ・レン役はアダム・ドライバーが演じているが、エディはそのオーディションの詳細について、「『スター・トレック』みたいなシーンや、『高慢と偏見』みたいなシーンを与えられたんだ。あそこまでトップシークレットな映画だと実際のセリフは渡されないんだよ。だから『高慢と偏見』の1シーンを与えられたわけだけど、でも悪役のオーディションだと言われるんだ。僕みたいなタイプだと、馬鹿げた話し方をそこで始めるわけさ」とUproxx.comに明かした。
さらに、「本当に笑っちゃうような状況だったね。(キャスティングディレクターの)ニナ・ゴールドに感謝しなくちゃいけないね。彼女は僕をいろんな映画にキャスティングしてくれているから。彼女がそこにいて、僕は何度も何度も僕なりの(ダース・ベイダーが息をしているような)違うバージョンの声をやったわけさ。それで10回くらいやった後、彼女が『ほかにまだある?』って言うから僕は『ノー』って答えたね」と続けた。
結果的にカイロ・レンには選ばれなかったエディだが、新作で幼いころから夢中だったという魔法使いの役を演じられているため、あまり気にしていないようだ。以前のインタビューでエディは「マジシャンが誰かを半分に切るとかトリックのための商品を買うようなダヴェンポーツっていうすごく楽しいお店があったんだ。ポッターの雰囲気を持っていたね」「今回の映画にキャスティングされた時、うちのおばあちゃんは『お前が魔法使いを演じる日がくるとわかっていたよ』って言ってたね。すごく感激していたよ」と話していた。
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