日本でTOEIC Programを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(以下IIBC)は11月8日、英語に触れ合えるカフェ「TOEIC ENGLISH CAFE presented by IIBC」(以後TOEICカフェ)をオープンした。出店は11月10日までの3日間限定となる。

六本木にTOEICカフェがオープン!

TOEICカフェとは?

TOEIC(Test of English for International Communication)とは、英語によるコミュニケーション能力を評価する世界共通のテスト。日本国内では企業や官公庁、学校などでも採用されており、昇進の要件や新入社員の英語力測定などに用いられている。

このたびオープンしたTOEICカフェのコンセプトは「Enjoy Communication」。IIBC常務理事の大村哲明さんは、現在の日本における英語の普及状態について「海外に行かずとも英語を話さなくてはならない状況が起こりうる」と分析。その上で、TOEICカフェについて次のように語った。

「英語学習者の『日本では英語を使う場面がなかなかない』『話すときに緊張する』といった声を受け、2016年2月に第1回となるTOIECカフェをオープンし好評を頂いた。第2回となる今回も、カフェというリラックスした場で楽しく英語で話す機会を提供したい。積極的にコミュニケーションをすることで、伝わる楽しさを経験して英語学習のモチベーションをアップさせてほしい」(大村さん)

イベントに登壇したIIBC常務理事の大村哲明さん

限定メニューにネイティブとのフリートークも

TOEICカフェでは、期間限定オリジナルメニューとして、カフェラテとパンケーキを販売する。それぞれのメニューには、英語学習者への応援メッセージがラテアートや焼き印で書かれているという。どのメッセージが来るかは給仕されてからのお楽しみだ。価格はカフェラテが620円、パンケーキ700円(いずれも税込)。

パンケーキには「SPEAK UP!(大きな声で!)」のメッセージが

また、3日間の期間中は英語に触れるプログラムを実施する。「フリートーキングテーブル」では、1日4回30分入れ替え制で、ネイティブスピーカーとフリートークをすることができる。参加申し込みは締め切り済みだが、欠員があった場合は当日参加も可能とのこと。

「フリートーキングテーブル」の様子

「SPEAK UP NIGHTS」では、J-WAVEの人気ナビゲーターと「夢」「旅」「音楽」などのテーマにそって英語でのコミュニケーションを楽しむことができる。登場予定のナビゲーターは、レイチェル・チャン(日曜日9時~13時放送「SMILE ON SUNDAY」ナビゲーター)、マッシュー(月曜日5時~6時放送「ZAPPA」ナビゲーター)、サッシャ(月~木曜日11時30分~14時放送「BEAT PLANET」ナビゲーター)の3名(申し込みは終了)。

「SPEAK UP NIGHTS」に登場するJ-WAVE人気ナビゲーター

イベントに登壇した3名は英語学習者へのアドバイスとして、次のように語っていた。

「英語学習では、学ぶ環境づくりが大切。いかに自分が英語と接する機会を増やせるかが重要になる。興味のあることを英語のサイトで見るなど、自分の好奇心を強くして学んでいくことがおすすめ」(マッシューさん)

「『どこがわからないのかわからない』という人もいると思うが、それは手を付けていないからかもしれない。始めること、行動することで、わからないことがわかるようになる。まずは楽しみながら、行動してみては」(レイチェルさん)

「昔は英語に触れること自体がけっこう大変だったが、今は自分から英語に積極的にアプローチできる時代になっている。英語が簡単に飛び込んでくる時代だから、逆にそのことを忘れているのかもしれない。だからこそ、自分から積極的に触れていくことが大切」(サッシャさん)

TOEICカフェ(TOEIC ENGLISH CAFE presented by IIBC)の場所は東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワーヒルサイド2F 六本木ヒルズ ヒルズカフェ/スペース。開催日時は11月8日~10日の11時~23時。

全ての英語学習者へ、「GOOD LUCK!!」