ハイアット ホテルズ コーポレーションとケン・コーポレーションは11月7日、各関連会社を通してフランチャイズ契約を締結し、神奈川県横浜市中区山下町に「ハイアット リージェンシー 横浜」を開発することを発表。2019年6月に開業を予定している。

「ハイアット リージェンシー 横浜」のイメージ

両社の提携は「ハイアット リージェンシー グアム」「ハイアット リージェンシー 那覇 沖縄」に続き、同プロジェクトで3軒目となる。「ハイアット リージェンシー 横浜」は同地区初のインターナショナルブランドとして、新たなスタイルの滞在を提供することで宿泊者数の向上や外国人観光客のさらなる誘致への寄与を目指す。

「ハイアット リージェンシー 横浜」は日本最大の中華街や山下公園まで徒歩圏内で、横浜・山下町の中心に位置する。地上22階・地下1階建てのホテル内には、スイートを含む315の客室、オールデイダイニング、スペシャリティーレストラン、カフェ・バーラウンジ、リージェンシークラブラウンジやフィットネスのほか、最上階に横浜港や横浜ベイブリッジを一望するチャペルと宴会場を備える。インテリアデザインは、異国情緒と日本の伝統美、スタイリッシュで配慮の行き届いた空間を融合させ、ゲストにこの地ならではの新たな体験を提供する。

ホテル計画地

横浜山下町は、羽田空港から約20分、東海道新幹線・新横浜駅、東名高速道・横浜青葉インターから約30分と空路・鉄道・陸路などそれぞれからアクセスがよく、さらに中華街、山下公園、赤レンガ倉庫など多彩な観光資源を有している。

ハイアットで日本・ミクロネシア地区を統括する代表取締役の阿部博秀氏は、「ハイアット リージェンシーは、ハイアットの複数のブランドをけん引する存在として、世界の主要都市を中心に展開しております。ビジネス・レジャーあらゆる場面において、お客さま同士、お客さまとホテルスタッフ、またはさまざまなモノやコトが交流することで、お互いに新しい自分を発見したり、活力を取り戻す場所を提供することを目的としたブランドです。

歴史的観光名所、食、ファッション、アートなど横浜の魅力に囲まれたハイアット リージェンシー 横浜は、街の魅力を最大限に活かし、同ブランドを象徴する発見と活力に満ちたホテルとしてこの地とともに発展することを期待しております」とコメントしている。

ホテル事業計画概要
所在地: 神奈川県横浜市中区山下町280番1.2(地番)
敷地面積: 3,307.41平方メートル
延床面積: 2万7,841.18平方メートル
階数: 地上22階地下1階建
客室数: 315室(スタンダード297室(36平方メートル282室/40平方メートル15室)、スイート18室(72平方メートル))
料飲施設:
1階)スペシャリティーレストラン(約230平方メートル)、カフェ・バーラウンジ (約220平方メートル)
2階)オールデイダイニング(約530平方メートル)
宴会施設:
20階)大宴会場(約500平方メートル/2分割可能、最大収容人数: 着席250人立食500人)、中宴会場(約130平方メートル/ 分割可能)
最上階)チャペル、スカイバンケット(約110平方メートル)、ブライダル関連施設
その他施設:
1階)ショップ(約25平方メートル)
3階)リージェンジークラブラウンジ(約160平方メートル)、フィットネス(約140平方メートル)
駐車場: 機械式駐車場(108台収容可能)
開業時期: 2019年6月(予定)