女優・タレントの黒柳徹子が、人生初のお笑い番組の司会に挑戦することが8日、明らかになった。テレビ朝日系バラエティ特番『徹子×さまぁ~ずの「爆笑芸賓館 イチオシ芸人GP2016」』(20日20:58~23:10)で、さまぁ~ずと初タッグを組む。
この番組は、『徹子の部屋』などで歯に衣着せぬ率直なコメントによって、芸人を困らせてきた黒柳に、25組の芸人たちがネタを見せていくもの。黒柳が一番面白かったと思う"イチオシ芸人"に、『徹子の部屋』の出演権を贈呈する。
黒柳はオープニングから、「すごーい! 生まれて初めて!」とハイテンションだが、「なるべく笑うつもりできましたが、面白くなければ笑わない」と宣言。さらに、「25組、全部笑わなかったらどうします?」と発言し、さまぁ~ずを困惑させる。
そしてネタ見せが始まるも、感想を求められているのに、黒柳自身の幼少時の思い出話になっていたり、ネタの中身よりコンビ名の由来が気になってしまったり、芸人に「俳優やったらいいですね」と勧めてしまうなどして、芸人たちはタジタジに。重要な順位付けでは「もう、覚えきれない…」と、まさかのギブアップ宣言が飛び出す。
収録を終えた黒柳は「大変面白かったです。皆さん一生懸命、私を本当に笑わそうとしてくださって感動しました」と満足の様子。すっかりお笑いの虜になったようで、「皆さんが私を笑わせようと本当に一生懸命やってくださって、私も一生懸命やりましたので、どうぞ嫌がらずに見てください!」と呼びかけている。
一方のさまぁ~ず・三村マサカズは「黒柳さんの感想が面白い! いいところをついていたり、肝心なオチが分からなくて『今なんて言ったの?』って聞いてきたり(笑)」と独特の視点にゾッコン。大竹一樹は「ネタも面白いんですけど、徹子さんのコメントも全部聞きたい」と興奮している。
ネタを見せる芸人は、次の25組(五十音順)。あばれる君、アンガールズ、Aマッソ、カミナリ、コロコロチキチキペッパーズ、三四郎、サンドウィッチマン、次長課長、ジャングルポケット、ダイタク、タイムマシーン3号、ダブルブッキング、TKO、ナイツ、永野、ニッチェ、ネルソンズ、バイきんぐ、馬鹿よ貴方は、パンクブーブー、マツモトクラブ、U字工事、よゐこ、ライス、ロッチ。