ソニーとソニービデオ&サウンドプロダクツは11月2日、ヘルメットにマウントするヘッドセット「NYSNO (ニスノ) -10」を発表した。11月18日に予約受付を開始し、2017年1月下旬に発売する。販売元はロータスインターナショナルで、価格はオープン、推定市場価格は税別30,000円前後。

NYSNO-10

NYSNO-10は、スノーボードなどをしながらハンズフリー通話できるワイヤレスヘッドセット。3台までグループ登録でき、1km圏内ならスマートフォンを介さずに同時会話できる。NFCのワンタッチペアリングが可能で、NYSNO-10をスマートフォンなどとBluetooth接続すると、ハンズフリー通話や音楽再生も楽しめる。

付属のリストバンド型リモコンから、電話の着信応答、リダイヤル、音楽の再生・停止を操作可能。本体・リモコンともに、IPX5相当の防水、IP6X相当の防塵、耐衝撃性能を持つ。動作温度は-10℃~40℃、保存温度は-20℃~60℃に対応。

付属のリストバンド型リモコン

音響面では、ヘルメットを直接振動させて音を作り出す技術を採用、滑走音など周囲の音を聞きながら会話や音楽などを楽しめる。また、3種類の振動モードを切り替えるプリセットイコライザーを搭載し、ヘルメットに合わせて音質を選べる。

装着は簡単で、スノースポーツ用ヘルメット外側の後頭部付近に、付属のマウントを接着し、その上に取り付ける。マウントを接着する範囲(直径46mm)に凹凸がなく、本体を取り付ける範囲に突起物がないヘルメットなら装着できる。

Bluetoothのバージョンは4.1で、コーデックはSBCに対応。充電はUSBケーブルで行い、バッテリー駆動時間は約4時間となっている。サイズはW143mm×H48.4×D30.8mm、重量は約150g(接着式マウント含む)。リストバンド型リモコンや接着式マウントのほか、通話用マイクなどが付属する。

使用イメージ