エン・ジャパンは10月31日、運営する求人情報サイト「エンウィメンズワーク」にて実施した「書類選考」に関する調査結果を発表した。調査は8月25日~9月26日、女性731名を対象に行われた。

「履歴書や職務経歴書などの応募書類を作成する上で、分からないことや悩みはありますか」を聞くと、転職活動をしている女性の82%が「作成に当たって悩みがある」と回答した。

「応募書類を作成する上での悩み」

「応募書類を作成する上で悩むポイント」を聞くと、最多は「アピールポイントが見つからない」(59%)だった。以降、「仕事内容や実績をうまく伝えられない」(46%)、「どのくらいの量を書けばよいか分からない」(37%)、「短い期間の職歴を書くべきか迷う」(37%)と続いた。

「応募書類の作成で気をつけたいこと」

「応募書類の作成で気をつけたいこと」を聞くと、「丁寧な字で記載する」(58%)が1位に。以降、2位「読みやすい文・レイアウトで記載する」(52%)、3位「経験・スキルが次の仕事でどう生かせるかを記載する」(48%)と続いた。

1位と2位に対するフリーコメントをみると、「たくさんの応募の中から読んでもらうために、丁寧な字で書いている」「先方が履歴書などを見る際に、わかりやすく理解しやすい字やレイアウトを目指しています」といった声があった。転職活動中の女性の多くが、まずは書類のビジュアルに配慮した上で、多くの書類の中から採用担当者の目にとどまるように工夫している様子がうかがえた。

3位の「経験・スキルが次の仕事でどう生かせるかを記載する」については、「経験した仕事が応募した仕事に生かすことが求められると思うから」「転職の場合は即戦力が求められると思うので、自分は何ができるか、何をやってきたのかを伝えるのが1番だと思う」といった声が寄せられた。現在の仕事と応募した仕事の共通点を見い出し、入社後に早期活躍ができることを採用担当に書面上でアピールしたいと考えている人が多いことがわかった。