アイドルグループ・欅坂46のメンバーが着た衣装がナチス・ドイツの軍服に酷似していると批判の声があがっている問題で、所属レコード会社のソニー・ミュージックと総合プロデューサーの秋元康氏が公式サイトを通じて謝罪した。

欅坂46

問題になったのは、10月22日のイベントでメンバーが着た衣装。ナチス・ドイツを連想させるとしてインターネット上で批判の声があがり、海外メディアにも報じられる事態となった。

批判を受け、ソニー・ミュージックは公式サイトに謝罪文を掲載。「10月22日に開催されましたハロウィンイベントにおいて、欅坂46が着用した衣装について、『ナチスドイツの軍服がモチーフではないか』とのお問い合わせ・ご指摘をいただいております」とし、「私どもの認識不足により、衣装の色やその他を含む全体のデザインが、そのようなイメージを想起させる部分があり、ご不快な思いをさせてしまったことに対し、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

また、「当該の衣装に関しては、今後一切着用いたしません」と説明。「今回のご指摘を真摯に受け止め、再発防止に努めてまいります。多くのみなさまにご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、重ねてお詫び申し上げます」と続けた。

秋元康氏も「ニュースで知りました。ありえない衣装でした。事前報告がなかったので、チェックもできませんでした」とした上で、「スタッフもナチスを想起させるものを作った訳ではないと思いますが、プロデューサーとして、監督不行き届きだったと思っております。大変申し訳なく思っております」と謝罪。「再発防止に向けて、すべて事前にチェックし、スタッフ教育も徹底して行いたいと思います」と伝えた。