エレコムは1日、CD-ROMやアプリを使わずに間単に設定できる無線LANルーター5モデルを発表した。11月上旬に発売する。価格は4,558円(税込)から。
WRC-1900GHBK-S
「WRC-1900GHBK-S」は、6人家族を想定した最上位モデル。家族みんなが複数の機器で同時にアクセスするのに適している。価格は税込16,632円。
インストールプログラムの入ったCD-ROMやスマートフォンアプリなどを使わず簡単に接続設定が行える「かんたん設定」機能を搭載。簡易無線LAN設定機能「WPS」機能を利用することで、接続したい端末のWPSボタンを押し、無線LANルーター側のWPSボタンを押すだけで接続が完了する。SSIDを選択し暗号化キーを入力する手動設定でも接続可能。
デュアルコアCPUを搭載しており、5GHzのIEEE802.11ac/a/nと2.4GHzIEEE802.11b/g/nに対応。高感度アンテナを3×4本内蔵することで高速通信が可能。通信速度は最大1,300Mbps(理論値)+600Mbps(理論値)で、今回発売する"Sシリーズ"の最上位機となる。対応端末に向け電波を集中させる「ビームフォーミングZ」機能を搭載し、iPhone 7などの対応端末を使用することで安定した通信が行える。
ルーターモード / アクセスポイントモード / 中継機モード / 子機モードを選択可能。有害サイトへのアクセスを制限する「WEBサイトフィルター機能」や「タイマー&スケジュール機能」なども搭載。
インタフェースはGigabit Ethernet有線LAN×4基、WAN×1基。本体サイズはW130×D26×H182.5mm、重量は約280g。
WRC-1467GHBK-S
「WRC-1467GHBK-S」は4人家族を想定したモデル。価格は税込12,463円。内蔵アンテナ本数が5GHz×2本、2.4GHzが3×4本、通信速度が最大867Mbps(理論値)+600Mbps(理論値)となっている。重量は約260gで、このほかの機能や仕様は「WRC-1900GHBK-S」とほぼ共通。
WRC-1167GHBK-S
「WRC-1167GHBK-S」は、4人家族を想定したモデル。価格は8,305円。内蔵アンテナ本数は2×2本で、通信速度が最大867Mbps(理論値)+300Mbps(理論値)となっている。重量は約230gで、このほかの機能や仕様は「WRC-1900GHBK-S」とほぼ共通。
WRC-1167FEBK-S
「WRC-1167FEBK-S」は、スマートフォンを使った通信が多い2~3人家族を想定したモデル。価格は税込6,912円。有線LANの規格が100BASE-TXに変更されており、内蔵アンテナ本数は2×2本。通信速度が最大867Mbps(理論値)+300Mbps(理論値)となっている。重量は約210gで、このほかの機能や仕様は「WRC-1900GHBK-S」とほぼ共通。
WRC-300FEBK-S
「WRC-300FEBK-S」は、1人暮らしながら複数端末での同時通信を行うのに適したモデル。価格は税込4,558円。対応しているのは2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nのみで、通信速度は最大300Mbpsとなっている。重量は約230gで、このほかの機能や仕様は「WRC-1167FEBK-S」とほぼ共通。