近畿大学と三井住友カードは10月31日、入学金と授業料の支払いにおいて、クレジットカード決済サービスを導入すると発表した。サービス提供は2017年度一般入試・後期の合格者から開始予定。

近大、入学金・授業料のクレカ決済を導入(画像はイメージ)

2017年一般後期合格者から

マグロの完全養殖などで知られる近畿大学は、2014年度入試において日本の大学で初めて紙の願書を廃止し、インターネット出願に一本化を開始(近大エコ出願)。その後もAmazonでの教科書販売、保護者用ポータルサイトの開設、Visaプリペイド機能付き学生証の発行など、他大学に先駆けたサービスを提供していることで知られている。

このたび同校が開始する入学金・授業料のクレジットカード決済は、日本の大学では初となる取り組み。

従来通りの銀行振り込みも可能だが、クレジットカード決済を利用することで、入学手続きと入学金・授業料等の支払いがすべてネット上で完結し、銀行窓口の営業時間に縛られることなく、24時間、土日でも自宅で手続きが可能になる。「手続き期間の短い一般入試・後期においては、特にこのサービスが有効となる」(三井住友カード)という。また、クレジットカードの機能を利用して、分割での支払いを選択することもできる。

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