ムーミン絵本の世界展実行委員会は11月30日~12月7日、「ムーミン絵本の世界展 トーベ・ヤンソンの原作から、描きおろし新作絵本ができるまで」を松屋銀座 8階イベントスクエア(東京都中央区銀座)にて開催する。

「ムーミン絵本の世界展 トーベ・ヤンソンの原作から、描きおろし新作絵本ができるまで」タイトル

展覧会イメージビジュアル

『ムーミン』は、トーベ・ヤンソン(1914~2001)が書いた童話に"ムーミントロール"として登場。さらにコミックスや絵本、アニメーションなどを通して世界中に広がっていき、今では世代を超えて多くの人々に愛され続けている。その中でもトーベが残した3冊のムーミン絵本は、モノクロで描かれている童話やコミックスとは違い、彼女の豊かな色彩を楽しむことができる人気のシリーズとなっている。

同展は、トーベ・ヤンソンの絵本をパネルや特別映像で詳しく紹介する展覧会。さらにトーベ作品に忠実に新作絵本を描きおろす、公認作家カーラ夫妻の原画約80点も日本で初めて公開する。リーナ&サミ・カーラ夫妻は、トーベの世界観を尊重しながら最新のムーミン絵本を描き起こしており、その新作絵本は日本でも次々と翻訳出版され話題となっている。

「ちびのミイがやってきた!」彩色原稿

「ちびのミイがやってきた!」原画

「Moominfamily's Songbook」彩色原稿(1)

「Moominfamily's Songbook」原画

同展では、オリジナル作品がもつ世界観に独自のユーモアを加えたカーラ夫妻の絵本原画約80点を展観。さらに、トーベの絵本や映像とも比較しながら制作過程を紹介しており、原作に触発された新しいムーミン絵本の世界を楽しめるという。

「Moominfamily's Songbook」彩色原稿(2)

「Moominfamily's Songbook」原画

また、300種類を超える展覧会限定グッズなど、ムーミンファン必見のアイテムも販売するとのこと。会期は11月30日~12月7日で、会場は松屋銀座 8階イベントスクエア。開場時間は10時~20時(最終日17時閉場。入場は閉場の30分前まで)となる。入場料(税込)は、一般500円、小中学生300円、一般前売券400円。