Q.自分にとってこれは「なるべくお金をかけたくない」と思うものはありますか?

不景気の折、無駄な出費はできるだけ減らし賢くお金を使っていきたいもの。食費や光熱費、交際費など節約ポイントはいろいろあると思うが、あなたが「なるべくお金をかけたくない」と思うものには何があるだろうか。マイナビニュース会員のうち男女306名に質問してみた。

Q.自分にとってこれは「なるべくお金をかけたくない」と思うものはありますか?

ある 83.3%
ない 16.7%

Q.それは何ですか? お金をかけないために心掛けていることはありますか?

■食費、外食費
・「食費。食べ過ぎないようにしている」(37歳男性/放送・新聞/クリエイティブ関連)
・「ふだんの食費が生活の中で1番多い支出なので、余り外食せずに自炊して節約している」(34歳男性/食品/販売・サービス関連)
・「ランチなど1人で食べる外食。安いファミレスやクーポンなどで費用を抑えてる」(45歳女性/建設・土木/事務・企画・経営関連)
・「昼食はなるべく社食を利用している。値段が高い飲食店のランチは行かない」(52歳男性/教育/技能工・運輸・設備関連)

■洋服代
・「自分の衣服費。良いものを長く着る」(36歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「ファッション。凝りすぎるとすぐに散財してしまうので、基本価格が安めの店にしか行かないようにしている」(35歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「衣類。ファッションには興味がないので、バーゲンで買って次のシーズンに着用します」(56歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「服や靴などファッションアイテム全般。私服も仕事着もパターンを決める。必要なものだけ補充して、流行のアイテムは買わない」(41歳男性/官公庁/公共サービス関連)

■光熱費
・「光熱費など、恒常的に発生する費用」(53歳男性/不動産/事務・企画・経営関連)
・「特に電気代。モバイル機器は、極力会社で充電している」(47歳男性/ビル管理・メンテナンス/技能工・運輸・設備関連)
・「こまめに電気を消したり、水やガスも無駄遣いをしたりしないように心掛けている」(34歳女性/不動産/事務・企画・経営関連)

■通信費
・「通信費を最低限に抑えるために、MVNOなどを活用しています」(34歳男性/インターネット関連/クリエイティブ関連)
・「携帯電話の通信費。楽天でんわやLINE等を利用している」(65歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「極力Wi-Fi環境で使用している。格安スマホも検討中です」(52歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「インターネット代。広告にお得と書かれたプランにだまされないように、検討している」(48歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)

■交通費
・「交通費。なるべく徒歩」(24歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「できるだけタクシーを使わない」(61歳男性/投資信託委託・投資顧問/専門職関連)
・「交通費。安さと時間を調べてベストを探す」(24歳女性/官公庁/事務・企画・経営関連)
・「タクシー代。公共機関のターミナルまで歩きます」(53歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

■美容代
・「メイク。薄化粧に努める」(28歳女性/官公庁/事務・企画・経営関連)
・「エステや高い基礎化粧品は買いません」(34歳女性/その他/その他技術職)
・「服はユニクロ、化粧品はドラッグストア系で買っています」(33歳女性/その他/事務・企画・経営関連)
・「美容関係全般。家にあるものだけを使っている」(33歳女性/その他/その他・専業主婦等)

■その他
・「家具類。すべてじか置き」(57歳男性/システムインテグレータ/IT関連技術職)
・「ティッシュペーパーなどの消耗品。外でもらう」(52歳男性/広告・出版・印刷/営業関連)
・「家から出るとついつい買い物をしてしまうので、家にこもる」(39歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「無駄な交際費。付き合いだけなら行かない」(46歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)

■総評
なるべくお金をかけたくないと思うものが「ある」と答えた人が8割を超える結果に。とりわけ多かったのは「食費」という回答だった。食費は毎日必ずかかるものだが、工夫次第で大きく減らせるもの。安いお店でまとめ買いをする、見切り品を選ぶ、野菜を自家栽培するといった方法で節約できているようだ。

また、食費の中でも無駄な出費となりやすいのが「外食費」だろう。会社勤めの人はランチ代の出費を抑えるために、コンビニで済ませたり、お弁当を持参したりして、節約に励んでいるそうだ。

「洋服代」を挙げた人も多かった。ファッションの流行は移り変わりが早いため、よく考えずに買うと「せっかく買ったのにほとんど着なかった」という失敗も。心掛けていることとしては、衝動買いを避ける、長く使えるものを選ぶ、アイテムを増やさずなるべく着まわすといった方法が挙がっていた。

このほか、「スマホゲームに課金しない」「漫画や食事など、欲望を断ち切れるように日々訓練」「欲しいと思うものは最低1カ月熟慮する」といったさまざまな回答が寄せられた。長引く不況で先の見えないこの時代、財布のひもを固くする人も多いようだ。

調査時期: 2016年8月31日~2016年9月1日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女306名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません