三菱総合研究所(MRI)は10月28日、人工知能(AI)の活用により企業の採用活動に関わる意思決定を支援する「エントリーシート優先度診断サービス」をマイナビ就職情報事業本部との共同サービスとして提供開始した。
「エントリーシート優先度診断サービス」は、人工知能(AI)を活用した新しいサービス。企業一社一社の過去の選考実績を用い、その企業の選考・評価基準をAIが学習し優先度診断モデルを構築する。最新のAI技術の活用により、文章などの自然言語の意味を解釈でき、各社の特徴を反映した評価結果を迅速に提供できるとのこと。特許出願中。
これにより、企業と学生のマッチング精度を高めるとともに、採用活動の迅速化が可能となるという。また、AIが学習した結果を可視化することで、各企業が選考において重視している項目を定量的・客観的に把握でき、自社の選考・評価基準の振り返り・検証にも活用できる。