クラシエ薬品はこのほど、「薄毛・抜け毛」に関する調査結果を明らかにした。同調査は10月20~21日、全国の20歳以上の男性843名を対象にインターネットで実施したもの。
薄毛・抜け毛(AGA:男性型脱毛症)について気になるか尋ねたところ、40代を除く全ての世代で「薄毛・抜け毛が気になる」とう回答の方が多かった。特に30代は60.0%が「気になる」と答えており、不安を強く感じていることがわかった。
気になる理由は、「鏡を見て気になる」(64.3%)、「抜け毛が増えたのではないか」(48.5%)の2つが大きく占めている。
1カ月間に「薄毛・抜け毛予防」に支払っているおおよその金額について聞くと、20代の46.0%、30代の31.0%が「月に1万円以上を支払っている」と回答した。しかし、40歳以上になると、月に1万円以上かける人は9.0%~14.0%にまで減っており、50代と60代になると「5,000円未満」という回答がそれぞれ28.0%と41.0%になっている。
薄毛・抜け毛予防の金額の使い道について尋ねると、65.9%が「ドラッグストアで育毛剤や発毛剤を購入」と回答した。「頭皮マッサージなどに通っている」は15.3%、「医者で薄毛・抜け毛の治療をしている」は12.1%だった。
もし、薄毛・抜け毛を医療機関で治療するとしたら、「先発医薬品」「ジェネリック」のどちらを希望するか尋ねたところ、全体の58.5%が「ジェネリック」と回答した。
医者に薄毛・抜け毛を相談しようと思う理由について聞くと、最も多い回答は「確実に結果につなげたいから」(72.1%)だった。47.4%が「安全性を重視したいから(副作用等がこわい)」と答えている。