ウエスタンデジタルジャパンは24日、WDブランドとして初となるSSDの国内販売を発表した。メインストリーム向けの「WD Blue」と、エントリー向けの「WD Green」をそろえる。「WD Blue」は10月25日、「WD Green」は11月下旬の発売を予定する。
「WD Blue」は高いパフォーマンスと信頼性を必要とするワークロードに向けた製品、一方の「WD Green」は、日常的なワークロード向けの製品。どちらも7mm厚の2.5インチモデルとM.2モデルを用意。NANDは15nm TLC NANDで、コントローラとして、「WD Blue」はMarvell製、「WD Green」はSMI製を採用する。専用ユーティリティ「WD SSDダッシュボード」から、SSDの容量やドン度、寿命などをモニタリングできる。
WD Blue
WD Blueは、250GB/500GB/1TBの3モデルをそろえる。店頭予想価格は、2.5インチの250GBモデルが税別8,980円、500GBモデルが15,980円、1TBが31,500円。M.2の250GBモデルが税別9,580円、500GBモデルが16,800円、1TBが32,800円。
シーケンシャルリードは、250GBモデルが540MB/s、500GB/1TBモデルが545MB/s。シーケンシャルライトは、250GBモデルが500MB/s、500GB/1TBモデルが525MB/s。ランダムリードは、250GBモデルが97,000IOPS、500GB/1TBモデルが100,000IOPS。ランダムライトは250GBモデルが79,000IOPS、500GB/1TBモデルが80,000IOPS。
書き込み可能容量(TBW)は、250GBモデルが100TBW、500GBモデルが200TBW、1TBモデルが400TBW。保障期間は3年。
WD Green
WD Greenは、120GB/240GBの2モデルをそろえる。価格は未定。
シーケンシャルリードは540MB/s。シーケンシャルライトは、120GBモデルが405MB/s、240GBモデルが435MB/s。ランダムリードは37,000IOPS、ランダムライトは120GBモデルが63,000IOPS、240GBモデルが68,000IOPS。
書き込み可能容量(TBW)は、120GBモデルが40TBW、240GBモデルが80TBW。保障期間は3年。