女優の有村架純が20日、茨城県庁で、来年4月スタートのNHK連続テレビ小説『ひよっこ』の舞台となる同県の橋本昌知事を表敬訪問した。
有村演じるヒロイン・谷田部みね子は、茨城県の村が出身という設定。有村は知事に、茨城弁の練習や、今月行われた先行ロケの際に地元の人に稲刈りを教わったことなどを報告した。
訪問後に取材に応じた有村は「地元の方とお話させていただくと、もう80歳を超えたおばあちゃんおじいちゃんでもものすごく元気で、すごく優しくて、撮影の空き時間があると、『ここに座って』とか、本当にいろいろな声をかけてもらいました」と言い、「体と心にやさしい場所だなって思いました」と、茨城のロケ地を表現。
実際に現地のものを食べたことで、「稲に対する思いとか作物に対する思いが自分の中でもすごく変わって、食事っていうものが何かっていうのを、あらためて向き合うことができました」と、自身の変化を語った。
このことについて、茨城の人たちに「本当に感謝しています」と述べ、「必ずこのドラマで茨城県の景色だったり、人柄の良さも伝えてまいりますので、ぜひ応援のほど、よろしくお願いいたします」と呼びかけた。