本田技研工業(ホンダ)は20日、軽二輪ロードスポーツの定番モデル「VTR」と、足着き性を向上させた「VTR Type LD」、ハーフカウルを装着した「VTR-F」のカラーリングを変更するとともに、特別カラーを施した「VTR Special Edition」を新たにタイプ設定し、21日に発売すると発表した。
「VTR」シリーズは、粘り強く力強いトルク特性のV型2気筒エンジンを軽量で取回し性に優れた車体に搭載したことで、男女問わず幅広い年齢層から高い支持を得ている軽二輪の定番ロードスポーツモデル。
今回、「VTR」と「VTR Type LD」の車体色に「パールサンビームホワイト」と「キャンディープロミネンスレッド」の全2色を採用するとともに、フレームのカラーをシルバーとすることで上質かつ落ち着きのあるカラーリングとした。「VTR-F」の車体色には「マットガンパウダーブラックメタリック」を採用し、フレームを鮮烈なレッドとすることで上質感とスポーティーなイメージを表現している。
新たにタイプ設定した「VTR Special Edition」は、「マットビュレットシルバー」の車体色を施すとともに、フレームやヘッドライトリムなど各部のパーツをブラックとし、ホイールをマットグレーとすることで、全体を引き締めながら落ち着いた印象としている。燃料タンクの左右側面にストライプパターンのグラフィックデザインを採用したほか、燃料タンクの立体エンブレムやブラウンのシート表皮により上質さを演出した。
価格は「VTR」59万8,320円、「VTR Type LD」60万9,120円、「VTR-F」61万9,920円、「VTR Special Edition」61万9,920円(すべて税込)。