ティアックは10月19日、ネットワークCDプリメインアンプ「NR-7CD」を発表した。発売は2017年1月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は420,000円前後(税別)。

NR-7CD

NR-7CDは、ティアックの新フラッグシップ「Refernce7」シリーズの第1弾となるCDプリメインアンプ。高品位なネットワークプレーヤーに、デジタルアンプ、CDプレーヤーを集約した製品だ。ティアックがブランド再生のキーワードとして掲げる「NEW VINTAGE」の通り、最新のオーディオ技術と同社の歴史を体現するデザインを組み合わせている。

ネットワークプレーヤー部はOpenHome互換で、DSD 5.6MHz、PCM 192kHz/24bitの再生が可能。NR-7CDに最適化した専用アプリをリリース予定で、ギャップレス再生や、操作アプリを止めても途切れず音楽を再生する「オンデバイス・プレイリスト」にも対応する。Bluetoothのコーデックはapt-XやAACのほか、ソニーが開発した高音質コーデックLDACも利用できる。

パワーアンプは、ICEpower製のClass-Dアンプ「50ASX2」をBTL構成で搭載。定格出力は70W×2(JEITA 0.07%、1kHz、8Ω)。となっている。さらに、すべてのPCM音源を、DSD11.2MHzやPCM384kHzにアップコンバートできる独自回路「RDOT-NEO」も備える。

背面パネル

入力端子は、アナログ(RCA)×1、同軸デジタル×1、光デジタル×2、有線LAN、USBを装備。USBメモリからの音楽再生も可能だ。出力端子は、大型金メッキタイプのスピーカー端子や、3.5mmヘッドホン端子を装備する。対応ヘッドホンインピーダンスは16~600Ωで、32Ω負荷時の実用最大出力は500mW×2となっている。ヘッドホン端子は、GNDをLRチャンネルで分離させた4極にも対応している。本体サイズはW442×D345×H152mmで、質量は約13.4kg。

実際のNR-7CD