オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは10月18日、パイオニアブランドのバースピーカーシステム「FS-EB70」を発表した。発売は11月上旬で、希望小売価格は130,000円(税別)。
FS-EB70は、Dolby AtmosとDTS:Xに対応したバースピーカーシステムで、AVレシーバー、サブウーファー、バースピーカーで構成している。バースピーカー部には、フロントスピーカー、センタースピーカーに加えて、ハイト用のスピーカーを搭載。天井からの反射音を利用して、手軽に三次元音場再生を行うことができる。
ドルビーの技術を使用した「サラウンドエンハンサーモード」を搭載。3.1.2ch構成のシステムながら、5.1.2ch構成のような臨場感あるサウンドを再現できる。付属の集音マイクで周波数と音圧レベルを測定し音場補正する独自技術「MCACC」も利用できる。
入出力端子はAVレシーバー部に集約しており、4入力/1出力のHDMI端子、1系統の光デジタル音声入力、1系統のアナログ音声入力を備えるほか、USBや有線LAN端子も装備。HDMIは4K/60p/4:4:4に対応しており、HDR信号、BT.2020信号の伝送も可能だ。最新の著作権保護企画HDCP 2.2にも対応している。
ネットワーク機能は、BluetoothのほかWi-Fiを搭載。Google Cast機能を利用可能で、対応の音楽アプリから手軽に音楽を再生可能だ。インターネットラジオのradiko.jp、TuneInもサポートしている。
バースピーカー部に使用しているスピーカーユニット径は、フロントとセンターが4cm×7cm、ハイトが5.8cm。サブウーファーに使用しているユニット径は16cmだ。
サイズと重量は、バースピーカーがW950×D80×H53mm / 2.3kg、AVレシーバーがW445×D303×H69mm / 4kg、サブウーファーがW261×D269×H338mm / 6.2kg。