キングジムは10月18日、デスク周りの掃除に適したコンパクトクリーナー「スミサット」(SSC10)を発表した。発売は11月18日からで、価格は7,000円(税別)となる。
スミサットはデスク上に置いても場所を取らず、充電式なのでコードレスで取り回せる小型の掃除機だ。「ブラシ&チューブ」と「ホース」という2種類の吸い込み口を備えており、用途に合わせて切り替えて利用する。
「ブラシ&チューブ」は、本体側面にハケのように並んだブラシでゴミを掃き出し、内側に設けられた束状のチューブで吸い込む構造。吸い込み幅の広さを生かして、広い面や細長い場所を一度に掃除する。テーブルの上はもちろん、パソコンの裏や、窓サッシの溝など凹凸のある場所に向く。チューブの切り口は多方向に角度を付けてあり、効率良くゴミを吸う。また、チューブの一つ一つの吸い込み口が小さいため、ゴミ以外の物を吸い込んでしまう恐れが少なくなっている。
「ホース」は、本体から小さなノズル部を取り外して、ノズルの先をより細かな溝や隙間などの狭い場所に当てて利用する。キーボードの隙間、電話機のボタン周り、引き出しの中など、普通の掃除機ではアタッチメントを使ってもまだ大きく感じる場所に良い。
2種類の吸い込み口が標準で備わることで、掃除する場所に応じてその都度アタッチメントを付け替えずに済み、気になったときにサッと取り出して利用できる。吸い込み口は、ホースの取り外しで切り替わる。ホースを本体に取り付けていれば、電源ボタン押下で「ブラシ&チューブ」での吸い込みが始まり、「ホース」を取り外してから電源ボタンを押すと「ホース」での掃除が始まる。
一度の充電で連続約15分間の運転が可能。充電器はスタンドと一体化したタイプになっており、使わないときは机上の隅に立てて設置できる。
本体サイズはW75×D156×H165mm(充電スタンド含まず)、重量は約530g(充電スタンド含まず)、充電池は容量が1,300mAh(交換不可)で、満充電までの時間は約8時間。稼働時間は約15分。本体カラーは青を用意。付属品は、ACアダプタ、充電スタンド、取扱説明書。なお、キングジムでは初年度2万個の販売目標を掲げている。