サンリオキャラクター「ポムポムプリン」の誕生20周年を記念し、10月18日から11月1日までの期間限定企画として、東京・渋谷駅ハチ公前広場に設置されている東急電鉄初代5000系(愛称「青ガエル」)に「ポムポムプリン」の全面ラッピングが施された。
ハロウィーン期間限定で登場した「ポムポムトレイン」は、外装全体を「ポムポムプリン」のツートンカラー(黄色・茶色)でラッピングし、車内も黄色をベースに、ハロウィーンにちなんだ図柄で装飾した。半立体ぬいぐるみのフォトスポットや、「ポムポムプリン」の顔をデザインした座席など、ここでしか体験できない特別な空間に。ラッピング期間中は車内に乗車記念スタンプが用意され、専用用紙に押して持ち帰ることができる。
実施主体となる渋谷区観光協会によれば、今回の企画はハロウィーン期間における「青ガエル」への落書き防止と車両の保全が目的とのこと。これまでに「青ガエル」の部品の盗難や破壊行為などがしばしば発生しており、今年8月には大規模な落書き事案も起きた。落書き被害から車体を保護するとともに、落書きそのものを思いとどまって欲しいとの思いを込め、ラッピングを施すことにしたという。