富士通は17日、日本国内で販売された同社製スマートフォン・タブレット用ACアダプに製造不良があったとして、リコールを発表した。
今回、国内で販売された同社製スマートフォン・タブレット用の一部ACアダプタにて、プラグ部分(差し込み部分)が外れ電源コンセントに残り、感電の原因となる可能性があることが判明したという。同社ではこれまでに5件、プラグ部分の脱落事象を確認済み。人的被害はないが、今後の感電事故の未然防止に向けた予防措置として、対象のACアダプタを無償交換する。
対象ACアダプタの型番はFMV-AC346。販売台数は298,780台で、製造時期は2014年10月~2016年8月。家電量販店やMVNOから販売された下記の個人向けスマホ・タブレット5機種、法人向けスマホ・タブレット3機種に、付属/オプション品として提供されていた。
個人向け機種
- arrows M03
- arrows M02
- arrows RM02
- ARROWS M01
- arrows Tab M01T
法人向け機種
- ARROWS M305
- ARROWS M305/KA4
- ARROWS Tab M555/KA4
対象ACアダプタの見分け方は、プラグ表示部右上に記載されている製造番号がXKA、XLA、YAA、YBA、YCA、YEA、YFA、YGA、YJA、YKA、YLA、YMA、ZAA、ZBA、ZCA、ZDA、ZEA、ZFA、ZGAとなっているもの。
対象ACアダプタの交換・回収方法は、ACアダプタの確認・申込みページから申し込みするか、専用の問い合わせ先(該当告知ページ下部)に連絡する。交換・回収を申し込むには、名前・送付先住所・連絡先・対象製品本体の型名と製造番号が必要。代替品は宅配業者から届けられ、代替品の届け時に交換対象品が回収される。