解散した音楽ユニット・キマグレンのメンバーだったクレイ勇輝が、31日(19:00~21:48)に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』の3時間スペシャルに登場。自身の性格のせいで2億円の借金を背負ったことを告白する。

『しくじり先生』に出演する元キマグレンのクレイ勇輝=テレビ朝日提供

クレイは、2005年に地元の友人と「キマグレン」を結成し、2008年には「LIFE」が大ヒットして、同年の『NHK紅白歌合戦』にも出場。しかし、このアーティスト活動を開始する前から、神奈川・逗子海岸のライブが楽しめる海の家「音霊」を運営する会社の社長だったという。

このコンセプトは当時画期的で、2010年の夏には4億円の売上を記録するほどだったが、この海の家がさまざまな問題を引き起こしてしまい、近隣住民からのひんしゅくを買って居場所を失うことに。結局逗子からは撤退し、2億円の借金を背負うことになってしまう。

クレイはこの原因が、自身がどんな状況でも「大丈夫でしょ!」とポジティブ思考で突っ走ってしまう"ポジティブバカ"の性格にあると分析。ポジティブバカがもたらした悲劇を紹介しながら、ポジティブ思考がもてはやされている今の世の中に、自身のしくじりから得た教訓メッセージを贈る「行き過ぎたポジティブ思考で周りを巻き込み迷惑をかけないための授業」を行う。