女優の仲間由紀恵が14日、都内で行われた週刊プレイボーイ創刊50周年記念出版『熱狂』(発売中 1,800円税別 集英社刊)の発売会見で行われたトークショー「創刊50周年に寄せて」に出席した。
かつて『週刊プレイボーイ』(以下、週プレ)から20歳と30歳という記念の年に2度、写真集を刊行し、同書のPR大使を務めることになった仲間は、1998年6月23日号で初表紙を務めた際の思い出については「これが誌面になったときは非常に感動したんですけど、あとで会社の社長が『このポーズは今後NG』というものが1つありまして、それは見ることができないんですけど、そんな思いでも懐かしくうれしく思います」とニッコリ。改めて自分のグラビアを見返しての感想を聞かれると「若い時代の写真もたくさん載っているので恥ずかしいなという部分もあるんですけど、思春期のころの揺れ動いている私を支えてくださったのは週刊プレイボーイだったなと思います」と語り、「(同書には)いろんな方々のインタビューが載っているんですが、みんな若い時代の不安定で揺れ動いているころを、そのまま撮ってくださっていてくれたなと思うので、週刊プレイボーイは私のとって永遠の青春でした」話した。
また、週プレでのグラビア撮影で思い出に残っていることを聞かれると、仲間は「サイパンロケが多かったんですけど、少人数のクルーで、昔、遊園地だったんだろうなという場所で撮影していたんですけど、現地の方が『ここは自分の土地だから、勝手なことをしないでくれ』ってナタを持って来たということがありました」と明かし、「編集の方が話をしてくださって、その方の誤解だったことが分かったんですけど」と回顧した。さらに、グラビアの魅力を聞かれた仲間は「(撮影クルーが)小規模だからこそ心と心が通じ合いながら作品を作っていくという濃密な時間なので、その時間で、人に対して何かを表現するということを学ばせていただいた大切な時間だったなと、今でも思います」と吐露した。
ほか、仲間のトークショーの前には、現在の週プレの表紙グラビアを飾る石川恋、片山萌美、馬場ふみかへのフォトセッションと囲み取材も行われ、同書での気になるページを聞かれると、石川はリア・ディゾンのページを挙げ「中学生時代にそんなに週刊誌やマンガ誌を見たことがなかったのに、グラビア界の黒船と呼ばれていたリア・ディゾンさんのことは覚えていて、グラビアを普段みない方にも存在を知られることは本当にすごいことだと思ったので、リア・ディゾンさんのように、普段グラビアを見ない方にも知ってもらえる存在になりたいなと思いました」と抱負を語った。