ディラックは14日、7.1chサラウンド対応のUSBサウンドユニットを搭載したミドルタワーPCケース「M25-W」シリーズを発表した。ブラックとホワイトの2モデルをそろえる。10月18日に発売し、店頭予想価格は税別8,980円前後。
サイドの大型アクリルパネルにより、ケース内部を見渡せるデザインを採用するほか、背面にLEDファンを搭載し、ケース内のパーツをライトアップする。
大きな特長はUSBサウンドユニットを標準搭載する点で、フロントのオーディオコネクタ用ケーブルに装着されており、USBでマザーボードと接続可能。SharkoonのWebサイトで提供されているコントロールソフトウェアを使うことで、 7.1chサラウンドサウンドやイコライザー、エフェクト、マイクブーストなどが設定できる。
フロントパネルはケーブルレスで、パネルの着脱による断線を防ぐほか、5インチドライブと3.5インチドライブの取り付けがスムーズに行えるという。ケース内部は独自構造を採用。ケーブルを目立たないように配線できるほか、ケース底部にある「トンネル」により、外観を損ねずに電源ユニットと3基の3.5インチストレージを搭載できるという。
フロントに2基、背面に1基の120mmファンを標準搭載。フロントパネルの吸気口と合わせてエアフローを確保。また、トップに3基の120mmファン、または2基の140mmファンを増設できる。フロントとトップ、ボトムにダストフィルターを搭載する。
搭載ベイは、5.25インチベイ×2(うち1基は3.5インチベイと共用)、3.5インチ内部ベイ×3(うち2基は2.5インチベイと共用)、2.5インチ内部ベイ×4(うち2基は3.5インチベイと共用)。
拡張スロット数が7基、拡張カードスペースが最大400mmまで、搭載CPUクーラーの高さが最大167mmまで、搭載電源の奥行きは205mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、オーディオ入出力。本体サイズはW260×D510×H525mm。重量は7kg。対応フォームファクタはATX / マイクロATX / Mini-ITX。