小腹が空いたときにちょうどよい駄菓子、「ベビースターラーメン」。インスタントラーメンの麺を砕いたようなこの駄菓子は、誰しも一度は「これに湯を入れたらラーメンになるんじゃないか……?」と考えたことがあるはず。
そんな人の願いをかなえるように、エースコックとおやつカンパニーはこのほど「ベビースターラーメンBIGチキン味」(税込189円)を発売した。せっかくなので、実際の「ベビースターラーメン」に湯をかけたものと食べ比べてみよう。
「ベビースターラーメンBIGチキン味」は特別な味
まずは「ベビースターラーメンBIGチキン味」を食べてみよう。フタを開けてみると、中には「ベビースターラーメン」のキャラクターである「ベイちゃん」の顔型かまぼこが入っている。
湯を入れて待つ事3分。フタを開けると、チキンスープの香りが漂ってくる。実際にスープを飲んでみたところ、「ベビースターラーメン」のほんのり濃いめの味わいが口に広がり懐かしい気持ちになった。麺は味付けされた角刃麺で、しっかりとした食べ応えだ。
それでは、「ベビースターラーメン」に湯を入れたものを食べてみよう。用意したのは「ベビースターラーメン(チキン)」。これをカップに移し、湯を注いでフタをしてみる。どのくらい待てばよかったのか分からなかったので、取りあえず3分ほどしてから開けてみると、先ほどの「ベビースターラーメンBIGチキン味」を作ったときと同じ香りがするではないか。本当にラーメンになるのか不安だったが、この匂いで期待度が上がる。
実際に食べてみると……、普通のラーメンになると思いきや、単純にスナック菓子をふやかしたブヨブヨの物になってしまった。しかし、駄菓子のうま味をすったスープは絶品だ。チキンスープと醤油の味わいが溶けて、先ほどのカップ麺のスープに似ている。まさかの再現度である。
「ベビースターラーメンBIGチキン味」は、「セブン‐イレブン」や「イトーヨーカドー」など、全国のセブン&アイ・ホールディングス系列店で販売される。なくなり次第終了なので、子どもの頃に「ベビースターラーメンに湯をかけたらどうなるんだ?」と考えたことがある人はぜひ一度食べてみてほしい。