東芝クライアントソリューションは12日、同社製PC「dynabook」2016年冬モデルとして、15.6型スタンダードノートPC「dynabook T」シリーズ3機種9モデルを発表した。発売は10月21日。価格はオープンで、店頭予想価格は税別13万円台半ばから。

2016年冬モデルの「dynabook T」シリーズは、「dynabook T75/B」「dynabook T55/B」「dynabook T45/B」の3機種。7月に発表した秋モデルからハードウェアの変更はないが、全モデルで2016年8月に配信開始されたWindows 10の大型アップデート「Anniversary Update」を適用済み。また、dynabook T75/Bには新たにWindows Hello対応の指紋センサーが搭載された。メーカー無償保証期間は秋モデルと同じく2年間。

東芝製PC「dynabook」2016年冬モデル
製品カテゴリ モデル名 価格 店頭予想価格(税別) 発売日
15.6型ノートPC dynabook T75/B オープン 200,000円前後 10月21日から
dynabook T55/B 160,000円台半ば
dynabook T45/B 130,000円台半ば

dynabook T75/B

「dynabook T75/B」は、指紋センサーを搭載した上位モデル。価格はオープン。店頭予想価格は税別200,000円前後。カラーはリュクスホワイト、プレシャスブラック、サテンゴールドの3色となる。

主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6500U(2.50GHz)、メモリが8GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型ワイド液晶(1,920×1,080ドット)、ストレージが1TBハイブリッドドライブなど。光学ドライブはBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 10 64bit。

通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN。インタフェースはUSB 3.0×2、HDMI出力、ブリッジメディアスロット(SDカード対応)などを装備。本体サイズはW379.0×D258.0×H23.7mm、重量は約2.4kg。

dynabook T55/B

「dynabook T55/B」は、プロセッサにCore i3を採用したミドルモデル。ひとつ上のdynabook T75/BからCPUをIntel Core i3-6100U(2.30GHz)に、メモリを4GBに、ストレージを1TB SATA HDDに変更した製品となる。これ以外の仕様はdynabook T75/Bとほぼ同等。価格はオープン。店頭予想価格は税別160,000円台半ば。カラーはリュクスホワイト、プレシャスブラック、サテンゴールドの3色。

dynabook T45/B

「dynabook T45/B」は、プロセッサにSkylake世代のIntel Celeronを採用したエントリーモデル。ひとつ上のdynabook T55/Aから、CPUをIntel Celeron 3855U(1.60GHz)に、光学ドライブをDVDスーパーマルチに変更した製品となる。価格はオープン。店頭予想価格は税別130,000円台半ば。カラーはリュクスホワイト、プレシャスブラック、サテンゴールドの3色。