Samsung Electronicsは11日、バッテリーの問題が報告されているスマートフォン「Galaxy Note7」の販売停止を発表した。
同社は9月5日に、Galaxy Note7の一時販売停止と、新品への交換プログラムを発表しているが、今回の措置は、原因究明までの販売停止と、キャリアなど世界中の販売パートナーでの交換プログラム停止となる。Samsung Electronicsが販売パートナーに要請した。
同社は、最近のGalaxy Note7を取り巻く問題への調査に取り組んでいるとした上で、「顧客の安全が最優先である」とコメント。交換品も含むGalaxy Note7のユーザーは使用を中止し、利用できる救済策を活用してほしいとしている。
Galaxy Note7は2016年8月に米国や韓国で発売された、Galaxy Noteシリーズの最新モデル。バッテリーが発火するなど、発熱に関する指摘が広がっており、同社は9月に新規販売の一時停止と、販売済み端末の新品へのリコールを実施していた。しかし10月、交換後とみられるGalaxy Note7でも発火トラブルが発生したと報じられていた。