『エスカクロン』は、なにもないモノクロームな終末の世界からやってきた2人の少女、エスカとクロンが繰り広げるハートフルストーリー。太陽と月のように対照的な2人が、現実世界で光や音に触れることで、未来世界が徐々に鮮やかな世界へと移り変わっていく。本作は、2016年7月10日に一ツ橋ホールで開催されたイベント『D-World vol.0』にて、楽曲と共に朗読劇として披露され、好評を博したことをきっかけに、総監督を務める水島精二氏をはじめ、脚本には髙橋龍也氏、キャラクター原案には水無月徹氏らが集結。アニメ化にあたり、監督は山口ひかる氏、キャラクターデザインは渡部里美氏、音楽はHifumi,inc.、アニメーション制作はラルケがそれぞれ担当する。
物語の鍵を握る二人の少女を演じるのは、安済知佳と安野希世乃。二人と水島総監督とは、フジテレビ系ノイタミナ枠で放送された『UN-GO』以来のタッグで、長い髪と澄んだ瞳が特徴的で、どこか神秘的な雰囲気を漂わせる美少女エスカを安済知佳が、エネルギーに満ち溢れた、明るい笑顔が魅力のクロンを安野希世乃が演じる。新たに公開されたメインビジュアルでは、秋の柔らかい陽射しの下、窓辺で微笑むエスカとクロンの姿が描かれている。
待望のアニメ化に対して安野は、「ついこの間、初めての朗読をみなさまにお披露目することができたエスカクロンが、こんなに早くアニメーションで動き出すなんて夢にも思いませんでした! 今でもまだビックリがおさまりません」と早期のアニメ化決定に驚きを隠せない様子。安済は「歌から始まったエスカクロンの世界を、更に表現の術が増えるアニメーションで観ることが出来るなんて夢のようです。アニメーションになることで、わたしも知らない彼女の仕草や表情が観れると思うと…アフレコへの逸る気持ちが止まりません!(笑)」と早くも制作への意欲を募らせている。
また、水島精二総監督からも、「スタッフも万全です。歌のバックボーンでしか無かった2人の物語は、安野さん、安済さんの愛を起爆剤に、様々な人を巻き込んで、まさかの大進化を遂げました。まだまだ、始まったばかりのエスカクロンの物語ですが、僕らも注げる限りの愛を注ぎ、育てて行きたいと思います。どうか、応援よろしくお願いします。」との熱いコメントが寄せられている。
アニメ化をはじめ、今後の展開にも注目が集まる「エスカクロン」プロジェクト。詳細については公式サイトをチェックしてほしい。
(C)Terminal/エスカクロンproject