クリエイティブメディアは7日、Intel RealSenseテクノロジーを搭載した3Dカメラ「Creative BlasterX Senz3D」を発表した。10月上旬に発売し、価格はオープン。参考価格は2万円台半ば。
IntelのRealSenseテクノロジーを採用し、RGBカメラと赤外線カメラ、赤外線レーザープロジェクターによって、奥行きを検出できる。例えば、ライブ配信やビデオチャットなどで、人物の背景を差し替えたり、映像に配信者を重ね合わせたりといったことが可能になる。
また、デュアルマイクとCreative独自のCrystalVoice技術によって、ノイズやエコーを低減するほか、高い集音性能を備えたビームフォーミングマイクアレイを搭載し、クリアなボイスでの音声認識に対応。ボイスコマンドをサポートするゲームで、より正確に操作できるという。
さらに「BlasterX Acousric Engine Pro」ソフトウェアから、音声にエフェクトをかけることが可能で、話者の声のトーンやアクセントを変えることができる。
このほか、Windows 10で標準サポートされた生態認証機能「Windows Hello」や、パーソナルアシスタント機能「Cortana」に対応する予定だという。
インタフェースはUSB 3.0。カメラの解像度とフレームレートはRGBカメラが、1080p/30fps、720p/60fps。赤外線カメラがVGA(640×480ドット)/60fps。焦点距離は約0.2~1.2m。本体サイズは約W70×D30×H125mm、重量は約120g。対応OSはWindows 10 64bit。