CORSAIR製のATX対応ミドルタワー型PCケース「CORSAIR Carbide Series Quiet 400Q」が10月15日に発売される。代理店のアスクやリンクスインターナショナルを通じ、店頭予想価格は16,800円前後(税別)。
2層構造の高密度遮音素材を採用し、静音性に優れたミドルタワーケース。前面、上面、側面(左右)のパネル内側に高密度遮音素材を貼り付け、ケース内部から発生するノイズを低減する。
また、ドライブや電源ユニットを下段に配置するセパレート構造で熱源を分離。エアフローの障害となるものをなくし、熱源をダイレクトに冷却できる。上面カバーは取り外し可能で、ダイレクトなエアフロー構築が可能。360mmサイズの大型ラジエータも内蔵できる。
標準搭載ファン数は、前面に140mm×1基、背面に120mm×1基。オプションで前面に120mm×3基(140mm×2基)、上面120mm×2基(140mm×2基)、背面に120mm×1基を搭載できる。3段階で回転数を制御できるファンコントロールスイッチを搭載し、最大で4基のファンを接続可能。前面パネル内側とボトム裏面にはダストフィルタを装備し、前面パネル内側のフィルタはマグネットにより簡単に脱着できる。
搭載ベイ数は内部3.5インチ/2.5インチベイ×2基、内部2.5インチベイ×3基。3.5インチベイはツールレスでのドライブ交換に対応し、ドライブケージの取り外しも可能。ドライブレールには 2.5インチドライブ固定用のネジ穴も備える。仕切り部分は手回しネジで簡単に取り外せるので、ケース内部のレイアウトも自由度が高い。
そのほか主な仕様は、拡張スロット数が7基、拡張カードスペースが最大370mmまで、搭載できるCPUクーラーの高さは最大170mmまで、搭載できる電源の奥行きは190mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、ファンコトロールスイッチ、オーディオ入出力など。本体サイズはW215×D425×H464mm、重量は約7.5kg。対応フォームファクタはATX、マイクロATX、Mini-ITX。