『ローガン』ポスター(C)BANG Media International

『ウルヴァリン』第3弾タイトルが『ローガン』になることがわかった。

ウルヴァリン役をこれまで務めてきたヒュー・ジャックマンにとって同役で出演する映画作品8作目であり最後の作品となる『ローガン』のポスターを、ヒューは自身のツイッターで公開。ウルヴァリンと小さな子どもが手をつないでいる写真がプリントされたそのポスターには、『ローガン』というタイトルと、2017年3月3日公開と記されている。

さらに、同作品の監督を務めるジェームズ・マンゴールドも、ツイッターでポスターと脚本の2ページ目を公開。その中で、ジェームズ・ハウレットまたの名をローガンとして知られるウルヴァリンは「年をとり」「能力は間違いなく昔ほどでないことが明らか」と記されている。映画関係者らはザ・ラップに対し、ポスターの写っている子供の手は、ウルヴァリンに指導されたミュータントの少女であると明かしている。

『ローガン』は、理由は明かされていないがミュータントの出生数が下り坂になっている2024年を舞台に繰り広げられるストーリーになるという。政府機関「トランシジェン」が若いミュータントたちを殺人鬼へと育成している時代、ローガンは顔色も悪く、飲んだくれて、自身の持つ能力を失いつつあり、けがを負うと回復が遅く、時には全く治らないときもある状態だそうだ。

さらにはパトリック・スチュワートが演じるプロフェッサーXも年を取り体調が悪く、持っていた能力も不安定な状態になり、ローガンのことすら思い出せないこともあるような状態だという。ローガンはステファン・マーチャント演じるアルビノ・ミュータント、カリバンの力を借りながらプロフェッサーXの面倒を見ているという設定のようだ。

2000年『X-メン』からウルヴァリン役を演じてきたヒューだが、今回の新作を最後にその役に別れを告げる意向をすでに明らかにしている。

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