お笑いコンビ・ラーメンズの片桐仁が、CS・フジテレビTWOでスタートする新ドラマ『GAKUYA~開場は開演の30分前です~』(11月20日スタート、毎週日曜23:30~24:00/全5話)で主演を務めることが7日、明らかになった。

『GAKUYA~開場は開演の30分前です~』主演の片桐仁

今回、フジテレビTWOでは、初のレギュラーオリジナルドラマ枠を新設することになり、今作がその第1弾。東京・下北沢にある小劇場「シアター黒猫」の楽屋を舞台としたオムニバスコメディで、片桐が演じるのは、芝居に猫が出てれば劇場レンタル費を半額にするほどの猫好きな小屋主だ。

物語は、開演30分前から幕が上がるまでのリアルな30分間に、楽屋で繰り広げるドタバタを描く。女優4人が演じる芝居に一番若手のアイドル女優が時間になっても現れなかったり、『ももたろう』を演じる小学生たちの母親が自分の子どもの配役でもめ始めたりと、さまざまなトラブルに襲われ、脚本と演出を、たかせしゅうほう氏が手がける。

片桐は「いろんな劇団の楽屋での悲喜交々が楽しいドラマなので、"主演"という感じはしていませんが、毎回『小屋主』として、開演ギリギリまでいいお芝居を作るために奮闘します!」と、自身の役柄を紹介。「"小劇場の楽屋"というセットが、初回から『落ち着くな~』と思いました」と、ホームグラウンドを思い出しているようだ。

たかせ氏は「物語は僕のメチャクチャな妄想ですが、皆さんのリアルなお芝居で、極上の『リアルフィクション』ができ上がりました。ぜひ存分に、裏の世界をお楽しみください」と呼びかけている。