セコム:雨天でも夜間でも使える自律運転ドローンで初動対応補完
セコムの説明員によると、同社の通報装置はいわばIoTのハシリのようなものだというが、そこからさらに進めて現在のセコムがどのような手法を使っているのかのプレゼンテーションに加え、セコム独自のセキュリティドローンを展示していた。
施設内の不審な車や人をカメラ等で検知するとセコムに通知して警備員が急行するが、その間の不審者のナンバーや人を自動運転のドローンで記録するという。このドローンはある程度の雨にも耐えられるほか、LEDライトで深夜でもカラー映像の記録が行える。近い将来に自動運転機能を使った、屋外の自動巡回がサービスに加わるという。
セコムは自律運転を行う「セコムドローン」を展示し、セコムの現在の対応策も紹介。ある程度の雨に耐え、ライト機能で深夜でもカラーの画像を取得。近日中に定時巡回も行えるようになるという |
プレゼンテーションの間のスクリーンではセコムの紹介を流しており、ここではちょうどセコムドローンの紹介中だった |
楽天:店舗の活性化の取り組み
楽天と楽天技術研究所は、楽天市場に出展している企業を応援するための取り組みを紹介。ネットとの親和性を意識したバーチャル酒場は、専用アプリを介していくつかのビールをチェックしたり、ネットで店長と乾杯したりできるというもの。また実店舗で在庫のない色違いを着せ替えディスプレイで試して、店舗ではサイズを試着して確認。好みにあった服を注文できるという。
楽天市場に登録している店舗のエンパワー策として、実店舗で使える取り組み例を紹介していた |
本を置くとカメラから書籍を自動的に判別。関連するキーワードをタップすると情報が出るため、素早く理解できるという |
スマホと連動してのバーチャル飲み屋。スマホをグリグリ操作すると地ビールの注文ができ、ネット上の仲間や店長と乾杯が可能 |
JTB:店舗から旅先まで、旅を変える機器
ジェイティービーは店頭で旅の興味を持ってもらうところから、旅先での楽しみまでいくつかの提案を行っていた。店舗ではロボット接客や浮き出て見えるインフォメーションディスプレイで最新の情報を提案し、旅先での画像の楽しみや観光地でのタイアップ事例を紹介していた。
ロフトワーク:IoT×森がテーマ、来場者からもアイディアを募集して視覚化
ロフトワークはは第三セクターの「飛騨の森でクマは踊る」を題材として、森林利用の活性化のアイディアを募集し、壁面にイラストレーターがそれを描くという展示を行っていた。会期中常に変わる展示という話で、初日はイラストの色付けも全部行われておらず、書き文字の代わりにポストイットが貼ってあったが、2日目にブースを見ると、書き文字に変わっていた。