サードウェーブデジノスは4日、持ち出し可能な超小型のDTM環境を構築できるPC「raytrek-DTM NUC」シリーズ2モデルを発表した。全国のドスパラ店舗、および通販サイトで販売開始し、直販価格は税別78,980円から。
raytrek-DTM S3H
「raytrek-DTM S3H」は、CPUに第6世代Intel Core-i3を搭載する、持ち出し可能なNUC準拠のDTM PC。価格は79,980円(税別)。本体は手のひらサイズで、省スペースでの設置も可能。付属のVESAマウントブラケットを使用すれば、液晶モニターの背面にも取り付けられる。
ASIOドライバ対応USBオーディオインターフェースでの動作が検証済みで、使い慣れたデスクトップ環境をそのまま持ち出すことができることが特徴。
主な仕様は、CPUがIntel Core i3-6100U(2.30GHz)、メモリがPC4-17000 8GB(4GB×2)、ストレージが250GB M.2 SSD+1TB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Home。
ネットワークはGigabit Ethernet有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.2。インタフェースは、USB 3.0×4、HDMI×1、DisplayPort×1。本体サイズはW115×D111×H48.7mm、重量は690g。
raytrek-DTM S5H
「raytrek-DTM S5H」は、CPUに第6世代Intel Core i5-6260U(1.80GHz)を搭載するモデル。価格は99,980円(税別)。グラフィックスがIntel Iris Graphics 540(CPU内蔵)になっており、ストレージが250GB M.2 SSD+2TB SATA HDDに強化されている。この他の機能や仕様は「raytrek-DTM S3H」とほぼ共通。