本日10月3日(月)よりTOKYO MX、読売テレビ、10月4日(火)よりBS11にて放送開始となるTVアニメ『TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-』だが、9月23日(金)には、少年探偵団全キャストと怪人二十面相役のGACKTが一堂に会した「第1話ネット先行プレミア上映会」が開催された。

江戸川乱歩の不朽の名作「少年探偵団」を原案に、時代設定を2030年代の近未来に移した完全オリジナルアニメーション『TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-』。その放送開始に先駆け、ニコニコ生放送とLINE LIVEにて同時ライブ配信された「第1話ネット先行プレミア上映会」。第1話の配信前に行われた作品の魅力などを熱く語るトークコーナーには、小林芳雄役の山下大輝、花崎健介役の逢坂良太、さらには怪人二十面相役のGACKTが参加し、司会進行役はフリーアナウンサーの荘口彰久が担当した。

自身が演じているキャラクターについて聞かれた山下は「近づく者をみな傷つけてしまう不思議な能力を持っていて、それが自分でも分かっているからこそ、他人との接触を拒んでいるんです。言動が暗い闇属性の子なので、新しいことにチャレンジしながら僕自身も演じています」とコメント。逢坂は「花崎は正義感が強くて、困っている人を見ると助けたくなるという性分があって、でも、本当に何も考えずに突っ走ってしまうので、問題を起こして周りに迷惑をかけてしまう自由奔放な性格の少年です」とコメントした。一方、GACKTは「キャラクターを観た時に、自分の中の怪人二十面相のイメージとは違うという驚きがまずあって、それならば狂気じみているというよりは、どちらかというと無に近い虚無な存在の方がいいのかなと思って(声の質を)少し変えて、良い感じになったかな」と語った。その後も、アフレコ現場での雰囲気や、GACKTが歌う本作のオープニング主題歌「キミだけのボクでいるから」の楽曲制作秘話など、ここでしか聞けない裏話満載で、トークコーナーは大きな盛り上がりを見せた。

第1話の配信後に行われた第二部には、山下と逢坂のほか、井上了役の梅原裕一郎、野呂誠役の木戸衣吹、勝田雅治役の増元拓也、大友久役の古川慎、山根たすく役の山谷祥生らキャスト陣が参加。第二部では第一部のトークコーナーとはうってかわって様々な企画に挑戦する、題して「豪華賞品争奪!少年探偵団☆点取り合戦」、略して「少点」が行われた。これは、面白い解答や好プレーをした人に座布団ならぬ"BDバッジカード"を配り、最終的に一番多くのカードをゲットした人に「高級焼肉店のお食事券1万円分」がプレゼントされるというもので、司会進行役は山下が担当。ちなみに、用意されたお題は、世の中にある様々な謎や疑問に答えていく「教えて!少年探偵団」や、ある言葉で連想するものを制限時間内にフリップに書いて答えを一致させていく「少年探偵団☆一致団結一問一答」などで、高級焼肉店のお食事券を目指して、キャスト陣が奮闘する中、見事に14枚のカードを獲得して優勝した逢坂さんは「少年探偵団のメンバーで行きたいと思います」と語り、キャスト陣の仲の良さを伺わせた。

配信終了の時間が迫る中、最後は出演者たちが一言ずつコメント。逢坂は「みなさんに楽しんでもらえる作品を頑張って作っておりますので、ぜひ最後までご覧頂ければと思います」語り、山下さんは「第2話以降も右肩上がりに盛り上がっていくと思います。これからも色々な展開が待っていますので、この『TRICKSTER –江戸川乱歩「少年探偵団」より-』が、みなさんの思い出に残るような作品になればと思っています」と締めくくった。

TVアニメ『TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-』は、2016年10月3日(月)25:05よりTOKYO MXで放送されるのを皮切りに、読売テレビ、BS11にて順次放送開始予定。配信サイトなどの詳細はアニメ公式サイトにて。

(C)Jordan森杉 / TRICKSTER製作委員会