オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは3日、オンキヨーブランドの薄型ネットワークレシーバー「TX-L50」を発表した。10月中旬より発売する。価格は65,000円前後(税別)。
TX-L50は、スリムでコンパクトなネットワークAVレシーバー。本体厚が70mmと薄型なのでAVラックなどにも収納しやすい。
高効率のClassDアンプと高音質パーツの採用により、定格出力80W×6chのハイパワー再生が可能。電源部にはオンキヨーカスタムコンデンサーを使用し、豊かな低域とふくよかなボーカルを再現する。独自機能「AccuEQ(アキュイーキュー)」では、付属の測定マイクでスピーカーの数や視聴位置からの距離、低域、クロスオーバー周波数などを測定し、視聴環境を自動で最適化する。
4K/60p/4:4:4映像信号の伝送や著作権保護規格HDCP 2.2に対応したHDMI入力端子×4基と、HDMI出力端子×1基を装備。HD画質のコンテンツをアップスケーリングする機能のほか、HDR / BT.2020のパススルー伝送に対応する。ネットワーク機能は、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)と、Bluetooth 4.1を搭載。有線LAN端子も備える。
Google Castを利用可能。スマートフォンにインストールしたGoogle Cast対応アプリから音楽をワイヤレスで送信できる。インターネットラジオはradiko.jpやTuneInをサポート。AppleのAirPlayにも対応する。
音声入出力端子は、デジタル入力×2基、アナログ入力×3基、ヘッドホン×1基、サブウーファー・プリアウト×1基、USBポートを1基装備。本体サイズはW435×D325.5×H70mm、重量は4.0kg。
BASE-V60
TX-L50に小型スピーカーとサブウーファーを組み合わせたパッケージ「BASE-V60」も発表した。発売は10月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は75,000円前後(税別)。
フロントスピーカーは、ウーファー部に独自開発の「N-OMF振動板」を使用し、クリアで伸びやかなサウンドを楽しめる。サブウーファーには「OMF振動板」を使用。大容量キャビネットと矩形ダクトによる「AERO ACOUSTIC DRIVE」により、量感とスピード感を両立させた重低音を再生できる。