米BOX OFFICE MOJOは9月30日~10月2日の全米週末興業成績を発表した。

ティム・バートン監督の最新作『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』が首位初登場。ランサム・リグズのベストセラー小説『ハヤブサが守る家』を映画化した。

(C)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation.

特殊な能力を持つ孤児たちが暮らす“ミス・ペレグリン(はやぶさ)の家”に辿り着いた少年ジェイクが、彼らをある危機から守るために戦う物語。主人公のジェイク役を『ヒューゴの不思議な発明』のエイサ・バターフィールドが演じる他、孤児たちの保護者であり鳥に姿を変えることのできるミス・ペレグリン役は『007 カジノ・ロワイヤル』でボンドガールを演じたエヴァ・グリーンが務める。その他、サミュエル・L・ジャクソン、エラ・パーネル、ジュディ・デンチらもキャスティングされている。

(C)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation.

2位も初登場の『Deepwater Horizon(原題)』。2010年にメキシコ湾で起きた史上最悪規模の原油流出事故の現場作業員らの姿を描いた実話に基づく作品で、『ローン・サバイバー』のピーター・バーグがメガホンを取る。マーク・ウォールバーグが主演、カート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ、ジーナ・ロドリゲス、ディラン・オブライエン、ケイト・ハドソンなど豪華俳優陣たちが脇を固める。

前週首位の再リメイク版『七人の侍』こと『マグニフィセント・セブン』は3位に転落。続く『コウノトリ大作戦!』、『ハドソン川の奇跡』もそれぞれ4位、5位と前週から2ランクずつ順位を下げた。

『マグニフィセント・セブン』

その他6位『Masterminds (2016) (原題)』も今週初登場。1997年に実際に起きた銀行強盗事件を映画化したコメディで、『ハングオーバー!』シリーズで、"アラン"を演じて人気となったザック・ガリフィアナキス主演で、クリステン・ウィグ、オーウェン・ウィルソンらハリウッドの人気俳優の出演も注目の作品。

7位の『Queen of Katwe(原題)』は、前週22位からの大躍進となり、2週目でトップ10入り。ウガンダの天才チェス少女を描いた作品で、『それでも夜は明ける』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したルピタ・ニョンゴや『グローリー/明日への行進』でゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされたデヴィッド・オイェロウォなど実力派俳優が出演している。

北米週末興行成績TOP 10(9月30日~10月2日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち 2,850万ドル 同左 2017年 1
2 Deepwater Horizon(原題) 2,060万ドル 同左 未定 1
3 1 マグニフィセント・セブン 1,570万ドル 6,160万5,901ドル 2017年1月27日 2
4 2 コウノトリ大作戦! 1,380万ドル 3,881万1,274ドル 11月3日 2
5 3 ハドソン川の奇跡 840万ドル 1億538万7,463ドル 公開中 4
6 Masterminds (2016) (原題) 660万ドル 同左 未定 1
7 22 Queen of Katwe(原題) 260万8,000ドル 301万1,009ドル 未定 2
8 7 Don't Breathe(原題) 237万5,000ドル 8,473万4,937ドル 未定 6
9 4 ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期 233万ドル 2,098万1,735ドル 10月29日 3
10 5 スノーデン 202万9,390ドル 1,872万9,637ドル 2017年1月27日 3